〈理念〉
ピアノが「弾ける」「できる」という感覚は嬉しいものです。
生徒さんを見ていると、「好きなことができる」「得意なものがある」というのは自信と自己肯定に繋がっていると強く感じます。
生きていく上で、何事にも自信を持って取り組むことは大切なことです。
それはピアノを弾くことが「好き」「楽しい」の気持ちを持った上で「できる」ことが、相乗作用となって人の心を育んでいくのだと思っています。
「できる」ことで高飛車になるかというと、そうではなく弾ける人ほど謙虚です。
努力する尊さ、楽しさを知ることで謙虚に自分自身を育てられるようになります。
ピアノを弾くと、マルチタスクな能力が鍛えられます。
右手と左手を使い(小学生半ばからはペダルも)、強弱や曲の表現まで、頭の中で沢山の意識を働かせて演奏をします。
ピアノで日々鍛えられた能力は、一生の財産になるでしょう。
そして一曲を仕上げるには、粘り強く取り組むこともあるでしょう。
それはこれからの人生で、諦めずに粘り強く前向きにチャレンジしていく姿勢を育てます。
大好きな音楽を一生の友達にして、子供たちが、そして大人の方も毎日を楽しんで下さったらこんなに嬉しいことはありません。