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趣味を大切に育てよう ♪

「好きなこと」が、あなたの個性!

ようやく梅雨に入りましたが最初、なかなか雨が降りませんでしたね。。
暦での梅雨入りは6月9日、今年は例年より1週間程も遅い梅雨入りでした。
ところで私はお天気が気になります。梅雨にちゃんと雨の恵みはあるのか、または梅雨が長過ぎて日照不足にならないか、毎年とてもハラハラ気にしています。

それは、植物が大好きだからです。今、私の小さな庭にはハーブが30種類位と、野菜が数種類あります。今育っている夏野菜達は・・トマト、ナス、カラーピーマン、ししとう、インゲン、きゅうり、ゴーヤ等で、毎日食べる分だけ収穫しています。
今日は、趣味のお話をしようと思います。これから成長していく皆さんにとって、趣味は人間を作っていくとても大切なものなのです♪

私は幼少時から植物が好きでしたが、小学生の頃に自分で育てたといえば朝顔やエンドウ豆、バケツ栽培の稲など、学校で配られたもの位でした。
両親は大の植物好きで、私の父は庭木と盆栽、母はありとあらゆる草花で庭中を色とりどりに彩っていました。

そんな私が植物に夢中になるきっかけは、中学1年生の時に訪れました。ピアノのレッスンの帰り道、先生の邸宅から駅まで歩いていたときのことです。もうすぐ成城学園前駅に着く・・という所で、いつも通り慣れたその道に、気づくことのなかった古びたビルに目をやりました。

 

3階建てで、いかにも年期の入ったその外壁に、『屋上にハーブの苗あります♪』という貼り紙がしてありました。
まだハーブブームの来る前の時代です。よく分からないままフラフラと吸い込まれるように、お店の外から登れる螺旋階段を使って、屋上へと上がりました。そこには、沢山の苗・苗・苗・・・。

立ち尽くしている私のすぐ側に、『ペパーミント 150円』の札と共に苗が幾つも置かれていました。ミントって、あの大好きなチョコミントアイスの?葉をこすって香りを嗅ぐと・・・なんて素晴らしい香り!感動しながら他のハーブも嗅いで回り、3ポット買って帰ったのが、私のハーブとの出逢いです。

ちょうどその頃、シェイクスピアを父に勧められて読んでいた私は、物語に出て来る外国の香りがあるらしい植物(つまりハーブ♪)の名前を読むたびにほのかな憧れを持っていました。そんなこともあって、ハーブはドンピシャで私の心に飛び込んできたのでした。

ちなみにこの時の古いビルのお店、その後のハーブブームに乗って一躍有名になった「カリス成城」です。今では建物もオシャレ〜に生まれ変わって、地下にはハーブ料理のレストランまであります♪

↑収穫した赤ビーツ

すっかりハーブに魅了された私は、すぐにその翌月からおこづかいで6畳の畑を借りて、ハーブ栽培を始めました。
結婚してしばらくマンション住まいになった時もまた畑を借りて(今度はもうちょっと広い所で)ハーブや、珍しい外国の野菜を育てたりもしました。

土に触れて植物を育てること、それは中学1年生の時から今まで、一度も中断したことのない私の大切な趣味です。

私にとってピアノもそうですが、「長く続けていること」「大好きなこと」があるのは、自分に対しての自信にもなります。

どんなに好きなことでも、それに向き合っているとき、真剣なら真剣なほど、楽しいだけでは済みません。でもやり続ける。困難を自分の力で越えていく。

↑ビーツで作ったロシア料理
「ボルシチ♪」

私は思うのですが、「本当に楽しいこと」「本当に充実していること」というのは、苦しさを伴うことだと思います。私はこれを「くるしたのしい♪」と呼んでいるのですが、これが人生を面白く、メリハリのあるものにしてくれていると思います。

大好きな事だからこそ、挑戦する気持ちにもなるし、続けられる。続けた年月で得たことは、誰にもマネすることができません。それが私なんだ。立派な個性です。

そうした「自分ならでは」のことを持っていると、自分に自信を持つことができます。
人間は、一つ一つの行動や習慣が複雑に寄り集まって、その人の「人格」を形成していると思います。
そうして自分の中に培った「自信」は、自分の意見をしっかりと持ち、発言することの出来る青年期へと導いてくれるはずです。

私は皆さんに、何のジャンルの話でもいい、幅広い自分の考えを持って色んな人と楽しく話し合える青少年へとなってほしいなぁと、その成長を楽しみにしている大人のひとりです。

皆さんも「すきだな」と思ったことはぜひ大切にして下さい。そして私にも、その趣味を教えてくださいね♪

ヴィーヴォのホームページに、私の演奏のページを新しく作りました。
ぜひ聴いてみてくださいね♪

 


(2007年6月号・文章/河合美穂)

 

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